写真家 平林克己 - the world through my eyes...

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2010年 06月 11日

やっとつかえていたものが取れた

昨日、大学の頃の友人と十年以上ぶりに会いました。
共通の友人を通して連絡がとれ、一緒に飲みに行ったわけです。

というか、その当時の付き合いを考えると、彼は『友人』というより、『知っているやつ』程度だったかもしれません。

当時、フランスからの帰国子女だった彼は、どう見てもチンピラ風、明らかに敵を作りやすいタイプで、『近づいてきたら殴るぞ、てめぇ!』オーラをバリバリに発しているような人間でした。
僕は、彼とは同じサークルに居たにも関わらず接点もそう多くかったのですが、彼の中に、なんとなく他の人たちが持っていないような魅力と潜在的な大きなものを感じていたのも確かでした。でも、一度話してみたい気持ちを持ちつつも、その機会もないまま卒業してしまいました。

しかし、長い年月を経て、今回やっと腰を据えて話すことができました。

久しぶりに会った彼は、相変わらずチンピラ風。
さらに磨きがかかり、世間的に見たらいわゆる『怖い人』です。

しかし、うれしいことに、僕が彼に感じていた魅力は思い違いではなかったようです。

彼がいままで歩んできた道は決して楽なものではないにも関わらず、『もっと大変なやつはいっぱいいるよ!』と笑い飛ばし、誰もが自分のことだけで精一杯な今日に於いて、次の世代の子供たちのことを本気で考えている。そして、それを実際に活動という形で実行に移している。
大げさな言い方かもしれませんが、この世に生を受けたことを最大限に感謝して、辛かろうがそれに報いるように精一杯生きている。そんな感じを受けました。

見た目はともかく、ほんとうに立派な人になっていました。

世の中がこんなやつばっかりだったら、日本もまた元気になるだろうな。

長い年月僕の中で引っかかっていた何かが、昨日やっと取れた気がします。
とても有意義な再会となりました。

そして、ただ『知っているやつ』ではなく、(向こうがどう思っていようと、)やっと『友人』になれた気がします。


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写真は、以前自分が居たパリの部屋からの光景。
フランスつながりということで、古い写真を引っ張り出してみました。
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by katsumihir | 2010-06-11 13:31 | 日常


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